ストレスを感じたくない人

優しい力で矯正する

マウスピースも、歯に負荷を与えながら正しい位置に戻します。
しかしワイヤーほど強い力ではないので、痛みが苦手な人でも耐えられるでしょう。
さらにマウスピースはワイヤーと異なり、自由に取り外せます。
食事の時にマウスピースを付けていると食べにくいので、ストレスを感じてしまいます。
また歯磨きの時にも外すと、しっかりと口内を磨き、病気になることを防げます。

しかし1日に外せる時間は、4時間ほどと決まっています。
この時間を守らないと、矯正の効果を発揮できません。
ですからどのタイミングでマウスピースを外すのかきちんと決めて、時計を見ながら行動してください。
さらにマウスピースは、装着していても目立ちにくい面がメリットです。

衛生的という面が魅力

ワイヤーは、治療が終わるまで付けたままです。
すると、衛生状態が気になる人が多いのではないでしょうか。
その点マウスピースは取り外せますし、再び装着する前に消毒をします。
ですから衛生状態に優れており、その点からもマウスピースを選択する人が増えています。
しかしマウスピースは、ワイヤーほど適応できる症例の範囲が広くありません。

またマウスピースを優しく扱わないと、すぐに壊れます。
壊れたマウスピースを使うと口内を傷つける恐れがあるので、もぅ1回作り直さなければいけません。
すると、余計な出費が発生します。
こうならないように、丁寧に扱ってください。
マウスピースにも歯にも負担を与えないよう、気を付けて着脱しましょう。